本当に大切なもの
お釈迦さまの弟子で大変に記憶力が乏しく自分の名前さえ書けなかった方がいらっしゃいました、(周利槃特・しゅりはんどく)という方で
その方は お釈迦様から教えてもらったこの言葉で「ちりを払わん、あかを除かん」毎日毎日 一生懸命にお掃除をして修行を重ねてゆかれ、
やがて心の垢をすっかり除くことができ、ついに阿羅漢(聖者の位)とまでなったのです。
この方は前世でとても頭が良い人で生まれましたが
知識が邪魔をして悟れなかったので今回はお釈迦さまの弟子の中で最も頭が悪い体で悟りを得るために生まれてこられた
ということをある方から聞いたことがあります。
これが意味するものは
人間で大切なのは知識の偏差値でなく(これは時として こころ・魂の偏差値を上げるためには邪魔をすることさえあります)こころ・魂の偏差値(他人への愛と感謝の大きさです)が最も大切であり皆これを上げるために転生されます
全ての人は こころ・魂の偏差値を少しでも上げるために自ら環境選定をして生まれかわるのです。